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フィリピン:組合が政府に対し、業界の圧力を拒否し、漁船労働者の権利を施行する規制を実施するよう要請

01.09.17 News
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シトラ・ミナ労働組合は、ナショナルセンターSENTROIUFの支援を得ながら、漁船労働者の権利を施行する規制を実施させるよう政府に求めて圧力を強めている。この規制は公布されたものの、全く実施されていない。

DO156-16は、1年に及ぶ組合のキャンペーンと公の行動を経て20166月に承認された、フィリピン国籍の商業漁船に課せられる最低社会的基準を規定する。しかし業界のロビー活動のせいで「停止」され、まだ実施されていない。

組合は20172月に、政府命令を実施するよう労働雇用省(DOLE)に求める陳情書の配布を開始した。6月、産業界とSENTROが関与する政府の相談会で、政府が実施にあまり関心を示さず、むしろその規制を撤回するようなそぶりを見せたことから、署名活動は強化された。

これまでに漁業労働者9,000名以上の署名を集めた陳情書は、201797-8月に予定されている、毎年開かれる全国ツナ総会までにDOLEの代表に提出される予定だ。また上院・下院の労働委員会の双委員長にも提出される。組合は漁業労働者の実態を調査するよう議会に働きかけもしている。

DO156petition