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世界的な菓子メーカー、ペルフェッティ・ヴァン・メッレがバングラデシュにおいて権利を侵害

20.12.18 Urgent Action
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最新情報:ペルフェッティ・ヴァン・メッレ社労働組合は2019年1月14日、ついに経営の大がかりな干渉にも関わらず法的な登録を確保した。同社は今や組合を承認し、最初の労働協約を交渉しなければならない。

メントス、チュッパチャプスやアルペンリーベ等、グローバルブランドのオランダの菓子メーカーであるペルフェッティ・ヴァン・メッレは、バングラデシュの労働者が労働組合を結成する権利を持っているとは信じておらず、組合を結成しようとする労働者を激しく攻撃している。

 

ガジプールにある同社工場の大多数の労働者がペルフェッティ・ヴァン・メッレ社労働組合を結成し、1111日に組織の法的登録を申請すると、労働者達は経営から申請を取り下げるよう指示された。組合役員は仕事の日程を変更させられ、工場へのアクセスが拒否された。同社は自宅にいる労働者を訪問し、組合を脱退するよう圧力をかけ、組合に強制的に加入させられた旨の書面に署名するよう圧力をかけた。これは、南アジアの使用者によく見られる手法で、本当の組合員はいないと主張するためのものである。


PVMBangladesh

 

組合は、労働者は組合を結成する法的かつ憲法上の権利を有しており、国際的に認められた人権であると回答している。ペルフェッティ・ヴァン・メッレはそのような権利が存在するとは考えていないのは明らかだ。IUFによってこれらの重大な権利侵害を通知されると、同社は、「当社の企業価値に基づいて正当なプロセスに従い、地元の法律に従って従業員と関わっていることを保証する」と回答した。この「正当な手続き」は、国際基準と人権デューデリジェンスを完全に無視していることを示しており、グローバル経営による状況の黙認を可能にし、労働者に解雇の脅しの下で虚偽の陳述書への署名を強要し、労働組合から脱退させることにより、権利への攻撃をエスカレートさせている。

 

 

 

 

バングラデシュの経営が労働組合権を十分に尊重し、労働組合の登録への干渉と組合役員の迫害をやめ、直ちに労働者の組合代表との信義誠実な交渉に入るよう、ペルフェッティ・ヴァン・メッレ経営にメッセージを送るにはここをクリック。