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モルディブ:TEAMは雇用と職場の権利に対する新たな攻撃を阻止するための闘いを導く

17.07.20 News
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IUF加盟のTEAM(モルディブ観光協会)は、モルディブの危機的な状況にある数少ない既存の労働者保護を弱め、基本的な権利を守るための闘いを阻止する雇用法改正案を阻止するために、積極的に動員してきた。モルディブには労働組合や団体交渉権に基づく法的な労使関係の枠組みがなく、目的にそぐわない雇用法しかない。

経済開発省が2月に起草した雇用法の変更は、大量の人員削減と組合員を標的にした解雇を促進し、労働者が依存しているサービス料の配分に関する使用者の裁量権を強化するなどの措置が取られるようになるだろう。この変更はTEAM等の組合を除外して一方的に導入されたもので、政府は組合の懸念に応えていない。

TEAMは、観光に依存した経済において、この変更が労働者に与える影響について国民の意識を高めるために、島のリゾート地で抗議行動を行ってきた。

IUFとTEAMは、結社の自由に関するILO委員会への苦情を通じ、権利の欠如と、組合の権利と承認に基づく労働規範の必要性を強調した。